建築現場ではまず、現場の目隠しとなる仮囲いを組み立てます。その後、掘削をして土台を作り、建物の躯体を仕上げていきます。鳶、土工という職種は現場の要と言われています。一番最初に鳶が現場に乗りこみ、工事エリアの仮囲いをして、建物の骨組を組み立て工事の終わりには囲いを解体します。
常に鳶工が現場の先導を切り、リーダーシップをとっていくことになります。また、きれいな整理整頓された現場には必ずそれを支えている土工がいます。土工ではコンクリート打設以外にも現場整備・片付け等を行い、他職がスムーズに作業を行えるよう、アシストしていくという現場の要の役割も担っています。